概要
キャベツ・・・アブラナ科
原産地:地中海地方
アブラナ科の1~2年草で、地中海地方原産で古くから野菜として栽培されています。通常の結球性のものとチリメン系(サボイ系)と紫系などがあります。
ビタミン類が豊富で生食の他、煮たり・炒めたり、漬けたりと利用の幅が広い。
作型により品種が異なりますので、春まき・夏まき・秋まきと作型に合った品種を選んでください。
作る前に確認すること
作業カレンダー
裁判条件
発芽適温 | 15~30℃ |
生育適温 | 15~20℃ |
土壌適応性 | ph6~7 |
輪作年限 | 2年 |
栽培のポイント
土質に対する適応性は極めて広く、弱酸性から中性でよく生育します。
酸性土でも生育しますが、根こぶ病が発生しやすくなりますで、発生地域では必ず石灰で中和し、殺菌剤を散布してから栽培を行うとよいでしょう。
作り方
種まき
連結ポットやセルトレイにタネまき用培土を入れ、土を湿らせてから1ヶ所にタネを3~5粒まき、覆土はタネがかくれる程度薄くし、軽く上から押さえます。
本葉が2~3枚になったら1本に間引きを行います。
高温期では、風通しの良いところでの育苗を心がけ、昇温対策に努めます。
畑の準備
タネ蒔きの2週間前位に堆肥と石灰、油粕等を散布し、よく混ぜておきます。
定植
本葉が6枚前後になったら、株間35~40cm、条間45~50cmに植え付けます。
植え付けの後、たっぷりと灌水を行ってください。
必要ならば粒剤の殺虫剤をまきます。
管理
定植後、害虫から守るために防虫ネットや不織布でトンネルをかけたり、べた掛けをするとよいでしょう。
隣の苗の葉が触れ合うようになった頃、株の間に化成肥料を散布し軽く土寄せをします。
結球が始まったら畝の両側に2回目の追肥を行い土寄せをします。
収穫
球が大きくなり、上から押して固くなっていたら収穫の適期です。株を斜めにして包丁で切って収穫します。
早生系のものは、特に裂球しやすいので早めに収穫してください。